は発散する.
複素係数の多項式とする.のとき,である.
ちょっと技巧的ですが,不等式で評価しましょう.
ここで,最後は三角不等式です.を一つ中に残しているのがポイントです.
今,を考えているのですから,に対してとしても構いません,また,の最大値をとおくと,
したがって,
また,が十分大きいことを,とします.と先に仮定しましたが,と考えて問題ないので(こだわるならば,これらの大きい方(小さくない方)を新たに設定すればいいだけです),この仮定は許されます.そうすると,
です.,は定数なので,絶対値が十分に大きなに対して,も十分大きくなることが分かります.
ああ・・・疲れました.記法って,改行があるとうまくパースしてくれないんですね.別行立て数式がつらかった(^^;